ご挨拶 平和だからこそ、生活がある‼ 現下の日本は、少子高齢化に直面しています。 人口減少が毎年続いています。 高齢化は一層進み、高齢比率の増大は団塊の世代を中心に、医療費、年金、介護制度等を更に圧迫します。 中小企業において手許流動性比率は悪化しています。円安が直に影響しています。 アベノミクスの失敗であり残念ながら日銀を始め、それらの対策は、現状維持するしかできません。つまり、打つ手がないのです。 年収200万円以下の非正規労働者の増加、生活困窮者に対する救済の遅れ。 政府は公助により、これらの人々を救済するために手を差しのべる必要があります。それなのに、まずは自助せよ、とは逆のことです。 ロシアのウクライナ侵略や北朝鮮のミサイル実験等にかこつけて、軍備拡大、GDP比2%と勇ましい掛声が飛び交っています。 しかし、平和があってこそ、国民の生活があり、営みがあります。 戦争は全てを破壊させます。全てをです‼
「攻められたらどうする」かではなく「戦争にしないためにどうする」を考えることが最優先です。 核戦争や原発への攻撃が現実味をおびてきた現実を目の当たりにしたときに、本当に軍備を増強すれば、日本の安全が人々の生活が守られるのでしょうか? 戦争をしないための努力が政府に求められ、国民一人ひとりに求められなければなりません。そのための寄りどころが憲法第9条を守り抜いてこそ日本は戦争をしない国であったことを再認識すべきです。 「敵基地反撃能力」の保有という誤った考えを捨て、平和を希求する日本でありたい。その為にも、改めて、憲法第9条を守り抜く一年としましょう。 2023年1月 経営コンサルタント 松本 一喜